2026-01

穂村弘

【主体的であるということ】バットをかせ。私に打たせろ。

高校野球のテレビ中継では、客席の女子学生が必ず映し出される。 ピンチに「切り抜けて」という緊張の表情。チャンス...
桜庭一樹

【自分の強みを教えてほしい人へ】自分では気づけないようなところに強みは隠れていて、若い頃はそれに気づけないということ

紅子はずっと黙っていた。ただそこにいるだけで、行動を起こさなかった。 静かに、静かに。 不良少年が一人、...
宮尾登美子

【働くことの意味に悩んでしまっている時に】わずかでも、自分でお金を稼ぐことの楽しさ

姑は笑って、「うちは畑のものを抜いて来て売っても、財布がひとつじゃきに構いはせんが、むつかしい家では、嫁の売りものの...
宮尾登美子

【どん底にいるあなたへ】序破急の「破」の瞬間のかがやき

今百円の金があれば、バスに乗ってとりあえず町までは出てゆかれる。 それから先、百円ぽっちで生きてゆけないとは判...
宮尾登美子

【美学ってなんだろうと思う人へ】宮尾登美子の美学

初めて先生におめにかかった時のことをよく思い出す。 今から二十年前、紅白歌合戦審査員の控室のことであった。 ...
森茉莉

【人の顔色を伺ってしまう人へ】紅茶猫という生き方

森茉莉が頼むのはいつも一杯の紅茶だけ。 ミルクを入れず、ストレートで飲むことが多かったという。 あるいは...
向田邦子

【しっかり者とよく言われる人へ】あのひとと呼ばれる娘

姉は昭和35年の暮れに雄鶏社を辞めた。 フリーになって大丈夫か?結婚は?仕事は?両親はもはやそんな心配をする必要はなか...
宮尾登美子

【品のいいおばあさんになりたい人へ】京都なまりの美しいこと

「代々の宗匠さんにはそれぞれお好みのお道具がおして、書付けになってますのやけど、父さま好みでは私は夕顔彫の切合風炉が取分...
鴨居羊子

【遠慮がちな人へ】もう一つやりたい人生

「あのねルーシー。 あたし、いまちがうこと考えてるのよ。人には大きな声で言えないけれどシマッタと。女に徹することは人間...
安井かずみ

【人と居ても孤独な人へ】オレンジ色のロータス・エランを

実に私にとってキャンティは素晴らしい駆け込み寺的存在であった。 キャンティに行けばいつも楽しかったから。 いつもグルメ...
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